スウェーデン北部の北極圏の町、JOKKMOKK。
お菓子で有名なヨックモックの由来にもなった地域です。 ここでは、極寒の季節である2月に 400年以上もの歴史を持つウィンターマーケットが開かれます。 Jokkmokks marknad もともと先住民であるサーミと呼ばれる遊牧民が トナカイの売買した事から始まったというマーケットですが 今ではジビエのソーセージや毛皮、革小物などを求める 観光客の姿で賑わいをみせています。 トナカイの毛皮は、安くて質が良いものらしく 手に抱えて持ち帰る人の姿を沢山見かけました。 場の雰囲気上、つい私も購入しかけましたが 何とか我慢しました(笑) マイナス気温の中での露店販売は、 毛皮を着ているとはいえ、さすがに寒そう・・・。 トナカイ以外にもキツネの毛皮を売るお店も。 オオカミやシロクマ、ヘラジカの剥製も 至る所に飾られていて、まるで猟銃博物館のようでした。 こちらはサーミの伝統的な工芸品たち。 木の根や白樺で編まれたカゴ屋さん。 ただ雪の上に置いてあるだけなのに、絵になる光景。 色とりどりの毛糸と手編みのニット製品もとってもキュート。 こちらのサーミ親子がやっているお店では、 伝統的な織りを施したベルトが美しい フェルト生地のかわいいポシェットを購入しました。 サーミの民族衣装をまとった人達。 雪の中で見るサーミの民族衣装は 一際鮮やかで目を惹きます。 男性もスカートのような衣装を身につけていて 歩く度に裾がゆれるのがとっても可愛かったです。 マーケットの他にもトナカイレースやワークショップなど サーミの人たちによるイベントも盛りだくさん。 極寒の地での、ウィンターマーケットは 忘れ難いとても思い出深い体験となりました。
by marugarden
| 2013-02-11 03:22
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北欧での生活を終え、日本に帰国しました。日々の暮らしの中で感じるコト・かわいいモノ について綴っています。
KEYWORD: スウェーデン,北欧,暮らし | |||
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